【原作未プレイ】閃乱カグラ第11話感想

2013年03月22日 01:30 配信（ニコニコ動画）
第11話「決戦天守閣」
脚本：吉岡たかを　絵コンテ：渡部高志　演出：佐藤和磨、水本葉月
作画監督：小関雅、杉光登、福世孝明、松本文男

あらすじ

蛇女子学園への潜入に成功した飛鳥たち４人は雲雀と
忍法書を取り戻すため、天守閣へと向かう。
次々と姿をあらわす警護忍を倒し、ようやく見つけた隠し扉から
天守閣に入るが、迷路のような内部には詠たち悪忍が待ち伏せていた。
斑鳩は、仲間を先に進ませるために自ら忍結界を張り、
詠との対戦を決意する。
また、柳生、葛城そして飛鳥の行く手にもそれぞれに未来、
日影、焔が立ち塞がる。
その頃、牢屋につながれた雲雀は、春花から蛇女子学園の
生徒にかけられている「軛の術」＝戦いに敗れたものは死んで
しまうという術を解けるのは、蛇女子学園のオーナー道元だけ
だと聞かされる。

閃乱カグラ第11話の感想です。

・詠の過去
　詠ちゃんの貧乏な子設定は初期から押されて
いましたが、貧乏とか生易しいレベルじゃねえ。
斑鳩さんが引き取られた「丘のお屋敷」のふもとには
貧民街が広がっていたのです！　貧富の差激しすぎぃ！！
　そういえば、詠ちゃんとの初戦闘時、彼女が斑鳩さんのことを
詳しく知っていることを飛鳥が訝しんでいました。
　そのときは斑鳩さん家が有名で、相手も忍だからとスルーされて
いましたが、今にして思えば伏線だったんですね！

・日影の過去
　葛ねえとの戦いの中でどこかに忘れてきた何かを思い出す日影。
日影の過去の詳細は分かりませんが、どこかの組織で感情のない
戦闘マシーンとして育てられたといった感じでしょうか。
日影さん最初から感情ありましたよね？

・未来の過去
　未来は学校で陰湿ないじめを受けていました。
いじめは肉体的・精神的なダメージだけでなく、社会的地位
にも影響を及ぼします。
　そのためなのか普通の高校ではなく蛇女子学園に入学。
先輩である焔達に温かく迎えられ、自分の居場所を見つけた
未来は、それを守ろうと――
と書くと蛇女が凄く善いところに見える！
雲雀に対するフレンドリーさは偽りではなかったようですね。

・春花の過去
　春花は母親の着せ替え人形として溺愛されて育ちました。
春花はその歪んだ愛に耐えかね病んでしまい、自宅に放火する
寸前まで追い詰められます。
　お人形にされて病んだ経験がある春花が、母親と同じように
雲雀を自分のお人形にしようと執着しているのは皮肉ですね。
　虐待されて育った人間は、同じように自分の子供を虐待する
傾向があるらしいですし、そういうことなのでしょうか。

・その他雑感
鈴音先生がエロかったです。

「軛の術」のことを知った飛鳥達が道元への怒りでパワーアップ！
という展開は納得できます。むしろ王道です。
ですが、何で倒したし。
蛇女勢が負けると術で死ぬって聞いたばっかりでしょ！！
　道元ジャッジよる敗北判定がなければ大丈夫とはいえ、
なかなか思い切ったことをします。見ていて冷や冷やしました(；´Д｀)

関連項目
【原作未プレイ】閃乱カグラ第10話感想
 【原作未プレイ】閃乱カグラ感想まとめ

関連サイト
ニコニコチャンネル閃乱カグラ
 TVアニメ閃乱カグラ公式サイト