【レベルファイブ】ダンボール戦機W第58話感想

2013.03.20 On Air
第58話「LBXよ　永遠に」

あらすじ

ベクターによるダックシャトル改への攻撃で、コントロールポッドが
使用不能となった。
そのためミゼルとの直接対決を余儀なくされ、ミゼルトラウザーへ
直接乗り込むことを決意するバン、ヒロ、ランの３人。
グランドスフィアの内側に入り込んだバンたちの姿を、CCMを通じて
確認するメンバーたち。
全人類、全ての希望を彼ら３人に託し、メンバーと各国の
LBXプレイヤーたちはベクターの攻撃からグランドスフィアを
必死で守る。

一方、ミゼルトラウザーへの侵入に成功したバンたちの前に、
ミゼルオーレギオンが姿を現した！
“最適化”によるパーフェクトワールドを創りだすため、バンたちを
完全排除しようとするミゼル。
ついに、ミゼルオーレギオンとのLBXバトルが開始された。
猛然と攻撃を仕掛けるオーディーンMk-2、アキレスD9、
そしてミネルバ改。

しかし、ミゼルとオーレギオンが一体となったミゼルオーレギオンの
圧倒的な力を前に、バンたちは苦戦を強いられる。
ミゼルとの最終決戦。バンたちは、世界の平和とLBXの未来を
取り戻すことができるのか！？

「ダンボール戦機W」第58話の感想です。

・これがWの力だ！！
WVモード・WXモードで金色に輝くアキレスD9と
オーディーンMk-2。
それぞれの必殺ファンクションから「「これがWの
力だ！」」と~~乗っただけ~~合体必殺ファンクション、
の流れは熱い！
散々次回予告で聞いてきた台詞がラストバトルで
使われるのは感慨深いです。

・ミネルバ改は犠牲になったのだ…
それもこれもミネルバ改の犠牲があってこそです。
ただでさえミゼルの攻撃で大破寸前ミネルバ改が、
その身を挺してアキレスD9を守る姿は涙なくして
語れません(´；ω；｀)

アキレスD9とオーディーンMk-2ももっとぼろぼろに
追い詰められてから、根性やら想いの力やらで
パワーアップして、徐々にミゼルオーレギオンに
応戦できるようになる――という積み重ねがあれば、
もっと熱くなれたかもしれません。
最終回なのに意外とあっさりした印象なのは、
要所要所の演出が淡白だからだと思いました。

・ミゼルの最期
確かに人間は不完全かもしれない。でもだからこそ
完全を目指して進化する――
バン君とヒロ君、2人の言葉を聞いたミゼルは
「いいさ、好きにしたらいい」と一言言うと、
アンドロイドの身体を残し、消滅しました。
ラスボスの最期のわりにあっさりです。

消えたくないと必死に懇願するなか消去された
アダムとイヴが、死の寸前に生み出したミゼル。
~~諸悪の根源~~人類の進化の最先端にいる
山野博士やヒロママ、そしてLBXにはバン君達の
フォローがあったのだから、進化の負の部分によって
生み出されたミゼル達にも救いのようなものが
あっても良かったのではないでしょうか。

負の産物はただの進化の踏み台なのか。
黒歴史として闇に葬られるだけなのか。
闇に葬られた犠牲者がアダムとイヴで、
その怨念がミゼルだったと思います。

・最終回視聴を終えて
オタクロス！そのフィギュアをこっちに寄越すんだ！！
EDは日常に戻るバン君達を描いた特殊EDでした。
キリトさん就職先が決まってよかったね！！
山野博士と一緒に帰路に着くバン君。
家の前でお母さんが出迎えてくれました。
お母さんの姿を認めてバン君は満面の笑みを
浮かべます。
ミゼル編になってから毎回のように前回の
あらすじがあって1話の密度が明らかに落ちたりと
不満もありますが、終わりよければ全てよしです。

・新シリーズへの期待
新シリーズのウォーズはWから（世界観が同じなら）
5年後のようです。
5年かー。5年は微妙だなー。
若き研究者、山野バン博士。みたいなのを期待
したかったのですが、5年じゃ大学生くらいでしょうか。
少年少女というには薹が立っているし、大人でもない。
ホビーアニメでは使いづらい年齢ですね。

関連項目
【レベルファイブ】ダンボール戦機W第57話感想
 【レベルファイブ】ダンボール戦機W感想まとめ
 【レベルファイブ】ダンボール戦機関連記事まとめ【PSP】

関連サイト
ダンボール戦機W公式サイト
 バンダイホビーサイトダンボール戦機