【葛葉ライドウ】ゆっくりしていってね!【アバドン王】
プレイ範囲:槻賀多村 福禄荘~葛葉修験闘座まで
そうそう、最近知ったのですが、
今回はマルチEDだそうですね。
コントローラーが振動する選択肢で変化
するみたいです。
ネタバレしないようにwiki読んでて始めて知った……。
ただいま右回りです。
福禄荘 客室
それじゃあ捜査にイテキマース☆
「ライドウ……」
部屋を出ようとすると、鳴海さんに
声をかけられた。
「天斗さまに関する聞き込み調査、
俺もやってみるよ。
お互い頑張ろうな」
はーい。了解でーす。
なんか最近鳴海さんがかっこよく
見えてきたんですけど……。
ダメ人間に見えて実は出来るオッサンとか
茶目っ気のあるオッサンとか好きなんだ……。
あれ?ドストライクじゃね?
ていうか鳴海さん何歳?
30は超えてるのかなぁ。
「あと、これからは好きなときに
帝都に戻って構わない」
マジですか?
じゃあしばらくは、ここ槻賀多村で
話が進むのかな?
湯治場周辺
外に出たものの、どうすればいいんだ?
聞き込みか。
とりあえず手当たり次第に話しかけていく。
村の人たちの話(ほとんど心の声)
をまとめると、
・天斗さまは
槻賀多家と戦国時代から縁のある
高貴なお方。
・12年に一度、婚礼の儀のため
槻賀多本家の娘が選らばれる。
・村人は誰も天斗さまを実際に
見たことがない。
あと、どうやら槻賀多家は
領民にあまり優しくないらしい。
って、あれに見えるはタヱさん
じゃないか。
タヱさん前章でほったらかしにしたまま
だったから、どうしてんのかなー
帝都に帰ってきてるのかなーとか
思ってたんだけど……。
あ、あれ?
なんか、怒ってます……?
「聞いたわよぉ、ライドウくん。
気絶した、か弱いアタシを置いて……
鳴海さんと一緒に、
帝都に帰っちゃってたそうじゃない?」
サーセンwwwwww
「正直あたし、ご立腹なのよ……でも、
ちゃんと名前を読んだら許してあげる」
正直すまんかったです、葵鳥さん。
「そうなのよ、葵鳥さんは寛容なの。
だから許してあげるの」
タヱさんは満面の笑みだ。
どんだけ葵鳥さんて呼ばれるのに
飢えてんだwwwww
機嫌がよくなったタヱさんが教えてくれる。
「天斗樹林って森の中に
村人の禁制の場所があってね。
たしか……ムカデなんとかってとこ。
入った人は鬼に喰われるんだって。
でもこういう事例って民俗学的見地だと……
他者に触れられたくない事実を
隠蔽するための……情報操作なのよね」
「天斗さまのこと聞いて回ってるんだけど、
どうも村の人の反応が良くなくてねぇ」
聞き込み中の鳴海さんと遭遇する。
「……秋次郎さんはいい顔しないだろうけど、
天斗樹林の百足ヶ路だっけ?
あそこ探った方が手っ取り早いかもしれないな」
まあぶっちゃけ村人も天斗さまがなんなのか
知らないみたいだしね。
それじゃあ百足ヶ路に行きますか。
天斗樹林 百足ヶ路
ライドウが百足ヶ路に足を踏み入れると、
奥から凪が現れる。
わーい!凪たん久しぶり!(*´∀`)ノ
「ライドウ……!?
……先の槻賀多家での一件後、
帝都に戻ったプロセスろ聞きましたが……?」
ライドウはこれまでのいきさつを
凪に話した。
「……なるほど。
茜殿の婚礼の御相手である……
その天斗さまを探るために
百足ヶ路を訪ねたプロセスですか」
Yes,I doです。
「自分も天斗さまのことは
名前だけしか知らぬセオリーですが……。
……百足ヶ路をスルーした先の
「神」を祭るが場のことは知っています。
天斗さまが降臨するといわれている……
天斗神楽(かぐら)と呼ばれる場所です」
凪の話にぬこがつぶやく。
「天斗神楽……」
「ただ、天斗神楽に続く百足ヶ路とは
侵入者をこばむ迷いのプロセス……。
天斗符無き者に百足ヶ路のスルー叶わぬは
槻賀多村の常識のセオリーです」
常識とセオリーってなんか微妙にかぶってない?
「……我らは天斗符とやらを持っていない。
どうすれば手に入るのだ?」
ぬこの問いに凪は答えた。
「……貴殿らはツイています。
ここで、この自分に会えたのですから……。
自分は天斗樹林の巡回のミッションを
日課としているセオリーゆえに……
常に天斗符を携帯しているプロセス。
しかも念入りに予備も持ち歩いて……です」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
なんか東京ゴッドファーザーズ
思い出しちゃう展開だ。
「お望みであれば、予備の天斗符を
ライドウに差し上げるセオリーですが……」
が?
「……ひとつ依頼を引き受ける希望です。
引き受けていただけるのであれば……
報酬として自分が持つ、
天斗符を差し上げましょう。
実は天斗符と引き換えにしてでも
自分もライドウに頼み事がありますし……」
おお、お安い誤用さ!
「依頼が成立したプロセスと……
ライドウのご厚意に感謝します。
詳しい話は、あのここでは……ちょっと。
ついてくることを希望します」
え?な、なに?
なんかドキドキするじゃねーか(*´д`*)
ライドウは凪と共に
天斗樹林を出て歩いていき
槻賀多村から北西に位置する
名も無き神社にやって来た。
槻賀多村 名も無き神社
「……わざわざ、ここ名も無き神社まで
ご足労いただいたプロセスに感謝します。
実は師匠は……今、隣のまた隣の村での
ミッション中……あと数日は不在のはず」
へーそうなんだ。
それと依頼の関係って?
「そんなプロセスでのライドウの来訪……
このチャンスを逃すセオリーはないです!」
なんだなんだ?
「……何を一人でいきり立っている?
「依頼」とやらの件はどうした?」
一人盛り上がる凪にぬこが問う。
「百足ヶ路を抜ける術……。
うぬの天斗符をを早く頂戴したい」
「大丈夫です、自分も葛葉の端くれ……。
約束を守るはセオリーと心得ています。
……ついて来るプロセスを希望します。
依頼の件を詳しく説明いたします」
そういうと凪は神社の奥へと歩いていく。
追いかける前にお稲荷さんに話しかけてみる。
……やっぱりしゃべった!
「ゆっくりしていってね!」
ですってよ。
凪は神社の奥にある巨大な石壁の前に立っていた。
石壁には風水盤に似た円盤が刻まれている。
「……ほぉ。
なかなかに厳粛なるおもむきよ」
ぬこが感嘆する。
「……この岩壁の向こうは
葛葉修験闘座(くずのはしゅげんとうざ)。
師匠がセルフ修行のために放った、
悪魔の巣窟の場となっているのです」
セルフ修行wwwwwww
「自分の葛葉修験闘座での修行に
ご協力いただきたい……それが依頼です。
……恥ずかしながら葛葉修験闘座への進入で
すでにつまづいているプロセス……。
岩壁の向こうに行くには
正当なる葛葉の血が必要なのです。」
つまり、ここをあけて欲しいのね。
「まずはライドウの血を拝借したい……。
これも自分の依頼の一環のセオリーです」
凪の話を聞き終えたぬこが口を開く。
「葛葉修験闘座で修行をしたいという
うぬの向上心は褒めてやるが……。
なぜ、こんなことを?
稽古をつけて欲しいのであれば、
ゲイリンに頼めばよかろう?」
「……師匠は、いまだに自分を駆け出しの
予測のカテゴリーで見ています。
葛葉修験闘座でセルフ修行に励み、
師匠に自分の実力を示す希望です」
凪はライドウに訊ねる。
「……ライドウが、この自分の立場なら
どう思うセオリーです?
師匠に内緒でこんなこと……
やっぱりいけないプロセスと思います?」
凪たんかわいいよ凪たん(*´Д`)ハァハァ
健気でいじらしいなぁ。
強気で健気でいじらしい女の子大好きだ!
いけなくなんてないよ!
黙って入っちゃうのはあんまりよくないけどね。
「そう言ってもらえると安心のセオリーです。
初めて自分で決めたプロセスですから……。
自分に実力をつけた末の将来を、
師匠が喜んでくれるセオリーを信じます」
「いざ参らんのセオリーです。
まずは、その綺麗なお指を拝借……」
ライドウは凪に人差し指を差し出す。
凪は装備していた刀の先を
ライドウの指先に軽く突き立てた。
差し出した指の腹に紅い玉が浮かぶ。
「その指を目の前の紋様に
当てていただくプロセスを希望します」
ライドウは血がにじんだ指先を
紋様に当てた。
すると岩壁が一瞬紅く揺らぐ。
「ご協力、非常に助かったプロセス……。
これで進入が叶うセオリーです。
いまから奥に潜む悪魔……それもボス悪魔を
倒しに行くセルフ修行を開始します」
え?
それはいきなりハードル高すぎない?
大丈夫?
「自分の予測のカテゴリーでは現在、
ボス悪魔には三割の勝機……」
さんわり……。
「ですが、道中でのセルフ修行で
勝算は四割に達する見込み……さらに!」
凪の言葉に呼応して1体の悪魔が出現する。
「……って! あれ?
ライドウじゃん……?」
現れたのは、以前天斗樹林でライドウ達の
行く手を阻んだ和服のピクシーだった。
「こんな人気のないとこに誘ってぇ……。
凪ってば意外と積極的なんだぁ」
「……常になすべきセオリーを予測しなさい。
今の貴殿のセオリーはトークですか?」
凪はピクシーの冷やかしにまったく動じない。
「……なによ、それぇ?
なんか凪ってば大人ぶってなぁい?
…それって凪がいっつも修行のときに
ゲイリンに言われてることじゃん」
「や、やめなさい!
ライドウの前のプロセスで……!」
凪はその一言に、先ほどの冷静さは
あっさり崩れてしまう。
かわいいなあもう!!!!!
萌え殺す気か!!
凪はライドウに向き直ると
「……自分には、この子がいます。
この子がいれば勝算は六割を超えます。
この先にも葛葉の血で開く
仕掛けがあるプロセスなのです……。
引き続きのご協力を希望します。
ライドウのお力が必須のプロセスです。
中でお待ちしているセオリーです。
いざ参らんのセオリーです」
「ばいばぁい」
そう行ってピクシーと共に
葛葉修験闘座の中へと入っていった。
「……多少。手玉に取られている感はあるが、
これも天斗符のため……。
凪に協力してやろうではないか」
とぬこ。
もちろん言われるまでもなく!
