【葛葉ライドウ】初説教部屋。【アバドン王】
プレイ範囲:葛葉修験闘座
前回鳴海さんの歳いくつかな~的なこと
書きましたが、説明書読み返したら
鳴海さんの歳、30代前半って書いてあった。
ちゃんと読め自分。
じゃあ32、3ってとこかな?
葛葉修験闘座
凪の後を追い、葛葉修験闘座の中に入った。
淡い照明と唐紅の鳥居が延々と続く
通路をひたすら進む。
視界が開け、広間に出れば、眼前で凪が
悪魔と戦っていた。
「かわいいからちょっかい出しちゃった、
オレがツイてねぇってことぉ?」
悪魔が呻く。
「その……パッチリおめめ……に、やられたぁ……。
悪魔を惑わす……オマエって奴ぁ……
とんだ子悪魔ちゃんだぜぇ……」
そう言い悪魔は倒れ伏した。
「やったじゃん、凪ぃ!
凪つよい! 凪えらい!」
凪の勇姿にピクシーがはしゃぐ。
「貴殿のサポートがあってこその
勝利のプロセス……感謝します」
「アタシらってば最強じゃなぁい?
ライドウにだって負け……
あ! やば!」
「ライドウ……。
来てくれたのプロセスですね?」
ピクシーと凪がライドウの姿に気づく。
「ここがゲイリンの葛葉修験闘座か。
……なるほど、なかなかの難所と見た」
ぬこの言葉に凪が答える。
「正直、自分はここにいるだけで、
身が引き締まるセオリーです。
幾多の壁を越えた先のプロセスに
ボス悪魔がいるセオリーならば……
いざ参らんのセオリーです。
引き続きのご協力を希望します」
ここからダンジョンになって、
エンカウントも普通にあるみたい。
さて、凪たん追っかけましょうかね。
錬気の門をくぐると、祭壇らしきところに
丸い鏡が納められていた。
そこに凪が現れる。
「それはエントランスの場合と
同じプロセス……。
それに葛葉の血を捧げて、
通路の封印を解くプロセスです」
ライドウは指に軽く刃を立て、
その指を鏡に当てた。
……最初のときに切った部分
もう治ったのか?
切らなくてもぎゅって押せば出そうだけと。
絵的にダサいけどねwwwwww
血を捧げるも道は開かず、
凪は異変を感じ取り身構えた。
「これは……!
何か……危険なセオリーを感じます!」
どこからか声が聞こえてくる。
「何だかなぁ……オマエって
周りにいい顔ばっかしてんじゃね?
こう……素顔ってのか?
オマエの素顔が見えてこねえんだよ。
それともアレか、バトルすれば
嫌でも素顔が出るってモンかね?
よっしゃ決まり!
オマエ、オレとバトルしろ。
嫌とは言わせねぇぞ」
いきなりのボス戦。
いわゆる中ボス戦か。
ツチグモ1体とコロポックルが2体。
コロポックルは衝撃が弱点だけど
ツチグモって弱点なんだっけ?
まあいいや、そこは適当に。
戦闘メンバーは相変わらずの
タム・リン&モー・ショボーたん。
いつまで連れてんだ。
ピクシーたんはすっかりヒロ衛門要員です。
……って敵ずんどこ湧いてくるんですけど。
UZEEEEEEEEEE!!!!
…………初説教部屋。
ひどいよね。
なにもそこまでフルボッコに
しなくてもいいじゃん。
パトるほうがまだましとかwwwww
敗因はあれだ。
オキクムシのプリンパ→ラリった仲魔特技連発
→MAGすっからかん
のコンボが悪かった。
ちょっと待ってやり直すから!!
ふーやれやれ。
なんとか勝利。
「あ……鏡が……!」
凪が声を上げた。
鏡が光を放つ。
「これでボス悪魔への道に
一歩近づいたセオリーです。」
そう言って凪は急につつましくなる。
「あの……こんなときに
不謹慎なセオリーなのですが……。
ちょっと雑談トークに
付き合うプロセスを希望します……」
なんだなんだかわいいな!(*´д`*)
「あの……えぇと、
ライドウって……」
はい、なんでしょうか。
「……あぁ、いえ……あの……やはりいいです。
お忘れのプロセスを希望しま……」
「あぁもう! 凪ってば!
なぁにウジウジしてんの?」
そこへピクシーが現れ、割って入る。
「さっきアタシに聞いたこと、
そのままライドウに言えばいいじゃん」
「で、でも……自分は……」
「アタシがついてんでしょ?
いっちゃえ! ホラいっちゃえ!」
ピクシーに勇気付けられ、
凪は決心する。
「……わかったセオリーです」
改めてライドウに向き直った。
「あ、あの……ライドウに、
質問したい、プロセスなんです」
な、なんですか!
なんかすっごいドキドキしてきた(*゚∀゚)=3
「なにを求めて戦えばいいのか……。
自分には二つのセオリーがあります。
力への飽くなき探究心のまま、
己が強くなるために戦うもよし……。
あるいはサマナーの役割に徹し、
平和の維持のために戦うもよし。
ライドウは……サマナーとして、
どちらのセオリーが正しいと
思います?」
…………ごめん。
実は「恋人はいますか?」的な
質問が来るかと思ってwktkしていた
ことをここに白状しておく。
いやだってさぁ女子高生ちっくなノリで
こんな質問が来るなんて想定外の
プロセスだよ!?
いや、いいわけはよそう。
私の脳みそが腐ってたんだ。
で、凪たんの質問だけど。
これ、どっちか選ばなきゃダメ?
強くなるために戦うついでに
平和守っちゃいけないかしらん。
ツンデレ的な感じで。
平和のためとか
私のキャラじゃないんだよねー。
ライドウのキャラはよくわからん。
……じゃあ、強くなる方向で。(平和も守るよ!)
「……なるほど、ライドウは力を求めますか。
常に高みを目指すプロセス……素敵です」
素敵って言われた……!(*´Д`)ハァハァ
「ですが、あえて裏を返すのであれば、
……私利私欲のためともいえるセオリー」
裏を返しちゃイヤン。
私利私欲でいいの!善行も悪行も
すべては私利私欲さ!
「特異な力を持ったサマナーが
秩序をかえりみずに行動すれば……。
国のために在るべきサマナーの
その存在意義まで疑問視されるでしょう……」
そこまで言って。
「……ソーリーです。
生意気なセオリーでしたね?」
凪はライドウに謝罪する。
「行きましょう。
トラップはまだ残っているプロセスです」
そう言い残し、凪は走り去る。
取り残されたピクシーは、
「悪く思わないでね。
凪ってね、けっこう思い込む方なの。
さっき言ったことなら謝ったげるから。
……凪が困ってたら助けてあげてよ? ね?
そんなわけで今後ともよろしくね。
セ・ン・パ・イ」
と、凪を追いかけた。
