【葛葉ライドウ】って、あれ?左回転だ。【アバドン王】
プレイ範囲:福禄荘~天斗樹林 堅固牢まで
前回の人質、普通はタヱさんで
ラスプーチンはニュートラル時のみ
だそうですね。
拍手コメで教えていただきました。
コメントありがとうございます!
ていうかニュートラルだったんだ。
話は変わりますが、ファミ通.COMで
連載が始まったライドウの漫画……
鳴海さんはそんなこと言わない!
……取り乱しました。
絵はすごくいいのになー。
脚本の問題かな?
「なにやってんだ!
さっさとゴミ捨ててこい!」
なんて鳴海さんは言わないと思うんだけど……。
依頼人追い出すにしても、
もうちょっとソフトな感じだと思うよ私は。
福禄荘
せっかく(?)福禄荘まで戻ってきたし、
久しぶりに別件依頼でもやろうかな。
凪たんの依頼も気になるし。
とりあえず今すぐ達成できそうな
ものはさっさとやってしまおう。
傷薬に紅蓮魔鋼にキョウトの古根付……
あ、根付なかった。
アクアマリンと、リリム……
リリム?お前なんぞにやらん!
でも依頼達成できないぞ。困ったな。
走り屋の亡霊は帝都に帰ったときでいいや。
無闇に行ったり来たりするのは
世界観ぶち壊しでなんか抵抗が……。
帝都~槻賀多村間って数時間で行き来
できるもんじゃないじゃん!
……昆虫採集ってどうやるんだっけ?
神社でヒロ衛門とか聞いたことが。
一度もやったことないんだよね。
「上品な毛並みで、ありんすと不思議な言葉
を喋っていました」
……ネコマタ?
「わたしねーヒランヤがほしいのー
ねーねー、ヒランヤちょうだい」
……赤いおじさんか黒いおじさんにでも
言ってください。
凪からの依頼はなんぞ?
天斗樹林を東……
おk。把握した。
その前に昆虫採集してみよう。
って、あれ?左回転だ。
ニュートラルからカオスに傾いちゃってる。
まあ、また変化するでしょ。
名も無き神社
おお、凪たんじゃないですか。
「ライドウ先輩……
天斗神楽では、その……
みっともないプロセスでした……
ミッション直前に迷いを捨てるプロセス……
骨身に染みたセオリーです。
今後のセルフ修行に務めます……
師匠に言われたとおり……」
凪たん(´・ω・`)ショボーン
としている中、カブトムシ
求めて行ったり来たり。
……傷薬しか見つかんないよ。
もうあきらめる。暇なときにやろう。
天斗樹林
天斗樹林の東って
どこまで行けばいいんだろ。
弾は後回し。
奥地のそのまた奥までいくと、
人影が3つ。
「こんなところで
あいつらはなにを……」
とぬこ。
「……いや!あいつらは……!?」
こちらに気づいた外国人らしき
3人が声を上げる。
「ム、向ッコ行ケ!向ッコ行ケぇ!」
そこへ、
「安心するがセオリーです。
この書生ボーイは優しい人……」
と、凪が現れる。
「よくぞ、お越しくださったプロセス。
感謝いたします、ライドウ先輩」
外国人らしき3人は悪魔へと姿を変えた。
「……相談したいのは、
この子達のセオリー。
実は、こんなプロセスが……」
「……なるほど、行き場をなくした妖精たちを
この天斗樹林に住まわせる算段か」
「ひとつ心配なセオリーは
元より、ここをハウスとしている悪魔……
ニューカマーを受け付けないプロセス……
すでに、私の経験のカテゴリーです……」
凪はぬこにそう言うと項垂れた。
しかしすぐに顔を上げると
ライドウに訊ねる。
「ライドウ先輩に、
ご意見を聞かせていただくを希望します。
妖精ピ-プルを
ここに住まわせるって思うことは……
良いセオリーなのでしょうか?
悪いセオリーなのでしょうか……?」
まあ、悪いことじゃないよね。
いいことだと思うよ。
「よ、よかった!ライドウ先輩が
同感してくれたセオリーです……」
凪は胸をなでおろした。
「土着の悪魔との問題はどうする?
凪は、どう考えている?」
ぬこが凪に問う。
「そうです、そこのプロセスなんです。
妖精ピープルがここをハウスとするには……
戦って奪い取るか……歩み寄って共存する……
二つのセオリーが予測できます。
……ライドウ先輩は、
どちらのセオリーだと思います……?」
まずは話し合って共存を目指すべきかな。
戦うのは最後の手段だと思う。
「……そうですね、悪魔には悪魔同士の
セオリーがあるはず……
そのセオリーに期待しましょう。
……期待したいです」
「……なんか、ひとつのセオリーには永遠に、
絞り込めない予測のカテゴリーです……
でも、きっと……これって、
目をそらせてはいけないセオリーと……
それに気づけただけでもよかった……
ライドウ先輩、あの……これ……
……これ、預かっててほしい希望です。
預かっててもらうプロセスですよ?」
そう言って、凪はライドウに
小さな振袖を手渡してきた。
「これは……あの妖精が着ていたもの……」
ぬこは見覚えのある着物を目にし、呟いた。
「いつかきっと、妖精ピープルのこと、
セオリーを見つけます……
そのときに、あの子を迎えにいける……
自信がつくって予測できるんです。
……これにて自分からの依頼は
完了のプロセス……
ありがとうを申し上げます。
ライドウ先輩……」
そう言うと凪は妖精たちと
森の奥へと姿を消した。
凪たん頑張れ超頑張れ(`・ω・´)
天斗樹林 堅固牢
そういや弾に茜さんからの
手紙渡すんだった。
堅固牢にいるんだっけ?
……っと。
「……ライドウ」
堅固牢の地下の方から
ゲイリンが現れる。
「ちょうどいいところで会う。
貴殿に聞きたいことがあったのだ」
ほいほいなんですか?
「天斗永君堂で……
貴殿は見たのか?
……ポジトルヲを
見たプロセスなのか?」
い、一応見ましたけど……。
「見たプロセスか……
ならば、弾の言葉に
嘘はないセオリーということ……」
ゲイリンはひとり納得する。
「ライドウが槻賀多と切れたのは、
なによりの幸運と思うがセオリー。
ライドウにとっても、
ゲイリンにとっても……」
そこまで言い――
ゲイリンは胸を押さえ呻いた。
「……どうした?」
ぬこがゲイリンの変調に気づく。
「……ソーリーした。
心配してくれるセオリーではない。
先の巫蟲師との戦いで
少し疲労したプロセスなのだろう……」
なんか良くないフラグが……。
「ライドウよ……
今後のことは……このゲイリンがいる。
槻賀多村のことは任されておこう。
達者でな……」
そう言いゲイリンは去っていった。
地下に降りると、巫蟲師たちが
厳重に警備していた。
牢には赤い蜘蛛の巣状のものが
張られている。
「こんな大げさなとこに閉じ込めなくても
運喰い蟲ぁ、もう使わんでいぃんじゃ」
最も奥の牢に監禁されている弾が
余裕たっぷりに言う。
「ポジトルヲはぁ十分できとる。
あとは空に穴が開くのを待つだけ……
オレがアバドン王になるこたぁ、
もう決まりきってんだよぉ」
よ、会いにきたぜ。
「よぉライドウ……
さっきぁ世話んなったねぇ。
こんなとこまでぇ来やがってよぉ、
なんの用なのよ?」
妹さんから手紙預かってきますた。
「茜が……これをオレに?
なんだよ、手紙なんて初めてだぜ……」
弾は照れくさそうに手紙を広げ、
真剣な表情で文面を追う。
「……茜ぇ、わかってねぇなぁ。
おめぇ……もうすぐなんだぜ?」
そう言い、弾は天を仰ぐ。
「オレがアバドン王になって、
おめぇを助けてやれんのによ……。
好きなだけシューを
作らせてやるって言ってんのによ……」
弾はライドウに顔を向けた。
「えらい手土産ぶら下げてきてくれたよ。
……え?ライドウよぉ。
礼と言っちゃぁ、なんだが、
おめぇを秘密の場所に招待してやる。
親父殿も知らねぇとっておきの場所だ。
……おめぇ、ツイてるねぇ。
百足ヶ路を抜けてきたよな?
おめぇ、天斗符をもってるはずだ。
悪いようにはしねぇ。
ちょい、天斗符を貸しときな……」
弾は、自分の指先を噛み千切り、
流れ出た血を天斗符に垂らした。
「これでよし……。
こん村にゃあ、天斗の泉っちゅう
貯水池があってよ。
その天斗符を持ってぇ、
参番の井戸んとこ調べてみなよ。
いいか?参番だぜ?
他ぁ言っても駄目だからな?
そこぉいけば……きっと会えるぜぇ。
蟲人の連中によ」
「……蟲人?」
聞きなれない単語にぬこが呟いた。
「先人みたいに威張りん坊じゃねぇ。
蟲人とぁ仲良くしてくんな。
……あぁ、もしもだ。
滅多に顔を見せねぇけどぉ……
天斗永君堂の主にも
会えるかもしんねぇよ?
オレにアバドン王のことぉ教えてくれたぁ……
天斗永君堂の主にな。
……それからよ、これ。
これもとっとけ、くれてやる」
弾は錬気刀をライドウに手渡す。
……すでに持ってるんですけど。
たくさん剣こしらえる余裕が……。
「おめぇとはよ……話せる気がしてんのよ。
デビルサマナーは好きじゃあねぇが……
おめぇは男前じゃったな。
……こんオレの次にだがよ。
参番の井戸ぉ抜けたさきだぜ?
蟲人どもによろしく言っとけぇ。
……んじゃあな」
