【葛葉ライドウ】金に目がくらんだんですね、わかります。
プレイ範囲: 冒頭
舞台は大正二十年という架空の時代(大正は十五年まで)
大正・昭和初期っていいね。なんかお洒落だ。モダンってやつ?
鳴海探偵社は、お洒落な「ビルヂング」の中にある
探偵事務所。
立派な机で新聞を読む洋装の男は鳴海さん。
鳴海さんはライドウの監視役だけどあんまりそういう気は
ないらしく、ざっくばらんな人だ。
ここ最近新聞は「幸運」「不運」の記事ばかりらしい。
鳴海さんが読み上げた記事のひとつは、
「飛行船の操縦の合間に操縦士が恋人がこしらえた
弁当に箸をつけた際、誤って落とした梅干を拾おうとした
操縦士の腕が圧力計器を強打し誤作動。
飛行船が墜落して爆発炎上したにもかかわらず、
重症だが一命を取り留めた」
というもの。
鳴海さんが言う。幸か不幸か判らないが
操縦士に責任がある、と。「「ながら食い」は駄目だってしつけられなかったのかねぇ」
そう言いながら、新聞を読み「ながら」ト-ストを食べようとする鳴海さん。
おいぃぃぃぃぃぃぃwwwwww鳴海テメェェェェェェェェwwwwww
忙しい大人はいいんだそうで。
そこへ窓から奇妙な黄金色の虫が入ってくる。
それに気付いたぬこは、ぬこアタックを食らわすも
逃げられてしまった。
しかもぬこアタックの衝撃でトーストが落下。
その上バターを塗った面が下になったものだから、
鳴海さんのズボンがでろでろに!
ツイてないっすねwwww
いや、虫的な意味ではツイていたのかも。
そこへ現れる、ショートカットの娘さん。
娘さんの名は「成田 茜」
男の人を探してほしいらしい。しかも急いで。
警察部は困るらしい。
「なんかやばい気がするのって俺だけ?」
鳴海さんは、年頃の娘さんが「男を捜して」というのは
色恋沙汰に違いないと思っているらしい。
もう、依頼をえり好みできる身分なんですか。引き受けなさい。
なんかまだぶつくさ言ってる鳴海さん。
けれども成田さんが差し出した手付け金に(`・ω・´) シャキーン
どうやら成田さんはイイトコのお嬢さんらしい。
鳴海さんさっきと態度違ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
「別に金に目がくらんだわけじゃない。念のため断っておきたい」
目がくらんだんですね、わかります。
鳴海さんが言うには、成田さんのお父さんは現職の衆議院議員の
「成田 太介」で、財務金融委員会の常任委員長というお偉いさん
らしい。
鳴海さんはここでコネと貸しを作って損は無い、と判断した。
……らしい。
成田さんが探している男の人の名は「弾」
というそうだ。写真を見るとかなりいかつい顔。
人相悪すぎ、カタギに見えない。とは鳴海さん談。
頭痛いとか言って、ライドウに捜査を押し付ける。
鳴海さんと違ってぬこはお手伝いしてくれるそうだ。
最近の帝都には「運」の話題が多すぎることが
気になるらしい。それからあの奇妙な虫も。
ぬこはおもむろに首輪から手帳と小筆を取り出すと(!?)
「重要語句」「弾」と書き記す。
これから聞き込みの際、重要なキーワードや証言を
メモしてくれるらしい。
おお、探偵物らしい新要素!
つーか、ぬこスゲェェェェェェェェェ!!!!
