【葛葉ライドウ】別☆件☆依☆頼①【アバドン王】
プレイ範囲:別件依頼消化中
TF4が延期なしなので内心焦ってます。
天変地異の前触れだよ!?
嬉しいけどね。
まあ携帯機のゲームだからライドウと
平行でやるのも不可能じゃないし……。
こっちでTF4の記録もつけようかしらん。
鳴海探偵社
ようやく町の外に出られる……。
これで別件依頼がこなせるってもんだ。
依頼の掛け持ちって出来ないんだ……。
今知った。
電車賃勿体ないお。
勿体ないから筑土町で出来る
依頼から。
まずは「下水道に謎の巨大生物が!」
「むむ、チミはもしかして!」
下水道の件で来ますた。
「そうっス。
下水道に棲む巨大生物のコトなんス。
実はアレ……」
悪魔?
「やるねチミ。
スルドイね。ハイクオリチーだね。
巨大生物の正体は
大タラスクというカメの悪魔……。
かく言うボクも
実は悪魔なんスよ」
まあそうだろうねえ。
話し方的な意味で。
「なかなかトンがったお答え。
そのモミアゲといい勝負だね」
そう言い男は正体を現す。
「ドゥフフフフフ、
ボク、モコイさん。よろしく。」
モコイさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
てっきりオバリヨンだとばかり……。
「実は大タラスクというのは
ボクのフレンドで……
ちょっと前まで、彼の背中に乗って
共に世界を旅した仲なんスよ。
ケドね、ソレが
ダメダメくんな事件の始まり。
旅してる間に、大タラスクの住んでた
お屋敷がなくなってしまったんス」
あれ?そのお屋敷って……。
「仕方なく、彼は下水道に
アンダーグラウンドステイな日々。
慣れぬ暮らしで
日に日にやつれ……
ある大雨の日、下水に流され
海へ放り出されてしまったんス」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
それをどうしろと……。
「西へ流されていったという情報が最後。
どうか、大タラスクを探して欲しいんスよ。
大タラスクに乗れば、自由に海や川を
移動できるようになるっスよ?」
「悪魔が下水道に住んでいたとは……」
ぬこが言う。
まあ依頼は受けてんだから
助けてやんよ。
「やったね。
ライドウ、強い子
ガンバル子、なのだ。
帝都からスゴク離れた見知らぬ土地で
大タラスクは寂しがっているハズ」
帝都からスゴク離れた見知らぬ土地って、
えーと槻賀多村……?
「それでは、ヨロシク、
サマナーくん」
そう言ってモコイさんは去っていった。
槻賀多村
やってきました槻賀多村。
あんまり行き来したくないんだけど。
世界観が壊れるから。
この時代、そんな短時間で帝都~山陰地方間
って行ったり来たりできないよね。
でも仕方ないか。
で、大タラスクはどこにいんの?
槻賀多村 民家周辺
奥の方で子供がなにやら
集まっている。
「カメ!カメ!
変なカメ!
「ヒゲの生えた変なカメ!」
「ふみつぶせ!
コウラを蹴るゾ!」
「ボーン!ベコ!」
大タラスクいたぁぁぁぁぁぁぁぁ!
なんか小っさ!
「あのカメ、まさか……
あんなに小さくなってまぁ……」
ぬこが哀れむ。
まったくこれだから子供はいけない。
これこれそこの糞餓鬼子供達よ。
カメをいじめるな。
ていうか悪魔だぞそれ。
「なんじゃ?」
少年、そのカメを譲ってくれないかね。
「なんじゃ?ヨソモンのにーちゃん。
このカメ欲しいんか?
ダメじゃ。
このカメヒゲが生えてて珍しいんじゃ。
ワシらが見つけたんじゃ」
糞餓鬼ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!
お前ら嬲り殺しにしようとしてたじゃねーか!!!!
>どうしますか?
じゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
ちっ!
ほーら糞餓鬼共~。
ちらちらちらちら。
「え!?
なんか、くれんのけ?
お菓子じゃー!
お菓子が欲しいんじゃー!
ワシらに甘ぇ菓子よこせー!」
菓子……?
え?ライドウお菓子なんか懐に
忍ばせてんの?大学芋?
>子供達に金丹を3個
あげますか?
金丹……だと……?
ほりゃ。あまーいお菓子だぞー。
食いさらせー。
「やったーお菓子じゃー!」
「一個ずつじゃ、一個ずつ!」
「甘いのう、甘いのう!
ちびりそうじゃー!」
……もうどこから突っ込めばいいのか。
子供達は満足しながら去っていった。
ふーやれやれ。
まったくこれだから子供は……。
「ご苦労だったな。
今度は我が身銭を切ろう」
ぬこはとっておきの
ソーマを使った。
ソ、ソーマだと……?
そいつをこっちによこせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
ソーマの力で体力を回復させた
大タラスクは、元の巨体に戻る。
「すまんのう。
助かったワイ」
いえいえ。
「よし、やっと例の件を
大タラスクに頼めるな」
と、ぬこ。
例の件……?
なんだっけ?
ライドウは大タラスクに
背中に乗せてもらえるよう頼んだ。
「そうか、そうか。
お前さんたちは命の恩人。
お安い御用だワイ。
では、こいつをやろう」
ライドウは大タラスクから
ローヌの笛を手に入れた。
「この笛を水辺の桟橋で吹くといい。
いつでも駆けつけ、この背に乗せてやろう。
おお、そうだ。
お礼がコレだけぢゃ、ワシの気がすまん。
さらに、こいつもあげようかの」
大タラスクは
黒い箱のようなものを取り出した。
え?それって玉手……
「昔な、今のように子供たちに
いぢめられてのぅ。
オマエさんのような
正直で優しい若者に助けられたんじゃ。
これがそのときのお礼と同じもの、
玉手箱ぢゃ」
玉手箱キタ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━━━!!!
「それって、まさか……」
ぬこがその名称にたじろぐ。
「この箱はな、人間の老いを吸い取る
不思議な魔法がかけられている箱。
箱を開けない限り、永遠に若さを保てる
夢のようなシロモノぢゃ。
これを……あ!」
大タラスクは
玉手箱を落としてしまった!
ギャアァァァァ━━━━━━(゚Д゚|||)━━━━━━!!!!!!
怪しい煙がライドウを包み込む……
>ライドウの力が衰えてしまった。
ライドウのHPが1になってしまった。
ライドウのMAGが1になってしまった。
ちょwwwwwwwwwwwwwww
「すまぬ!
わざとじゃないんぢゃ!」
あはは……。
いいよいいよ。
寝たら回復するし。
「許してくれるのかの?
イイヤツぢゃのう。
ワシ感動ぢゃー!
オマエさんのためなら
ワシがんばるぞい。
では、なにかあったら
遠慮なくローヌの笛で呼んでくれ。
どこへでも連れて行ってやるからな。
わははは」
そう言い、大タラスクは
川へ戻っていった。
「大タラスクの無事も確認できた。
筑土町にいたあの悪魔も喜ぶことだろう。
我々も
海や川を移動できるようになった。
とりあえずは、別件任務完了だな」
早速大タラスクを呼んでみる。
おお快適快適。アイテム回収回収。
せっかく槻賀多村に来たんだし、
適当に探索して帰ろう。
あ、露天風呂入れるのか。
う~ん裸学帽。
風呂で走んなwwww
おや先客が。
「………………」
まばたきをしない男は
まばたきをせずにライドウを
見ている。
「あんたぁもしかしてぇ……
帝都から来たっちゅう探偵さん?」
そうですけど……。
「……あぁやっぱりねぇ。
風呂ぉ入るときも学帽を脱がねぇって
あんたぁ、ちぃと有名なんじゃよ?
実ぁ、あんたに伝言を頼まれててよ。
いやぁこうして会えたのぁツイてるねぇ。
こないだ、ある夫婦に会ってね。
……村じゃ見かけねぇ夫婦じゃ。
そん夫婦が福禄荘の前で
ウロウロしてたんで声ぇかけたらぁ……
なんでも奥さんの方が頼み事したくて
探偵さんを訪ねて来たんだと。
ちょうどそのとき、あんた留守にしてたし
……ならワシが伝言しとくって言ったんだ。
……ここで会えたのもなんかの縁だろ?
奥さんの別件の依頼のこたぁ伝えたぜ?
……さてぇワシぁそろそろあがるかねぇ。
別件の依頼……ヒマなら受けてみなよ」
男は前を隠さず堂々と白髭湯を出て行った。
別件依頼……。
わざわざ探偵社まで戻らないと
いけないのがなぁ。
ダメモトで福禄荘に行ってみたら……
部屋まだ使えるし!
っていうか……鳴海さん、いたんだ。
あああああ鳴海さんなんかすいません!!
