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【葛葉ライドウ】別☆件☆依☆頼③【アバドン王】

修験界
入ってみたものの、どうすればいいのか。
部屋の真ん中にある砂時計の枠みたいなのが
エレベーターか。これボスとかいんの？
前作は修験界素通りだったからなぁ……。
え？あったよね？確か。
まあいいやぶーらぶーらしとこう。
目的は仲魔の忠誠度を上げて、
称号をランクアップさせることだし。

魔人ｸﾙ━━━(;´Д｀);´Д｀);´Д｀);´Д｀);´Д｀)━━━━!!!
黒い人ｷﾀ━━━━━━(ﾟДﾟ|||)━━━━━━!!!!!!
とりあえず戦闘メンバーはリリムさんと
オオクニヌシ。呪殺対策（だけ）はばっちり。
黒井さんの弱点てなんだ？
…………ごり押しだけで
HP半分は削れてたのになー
まあつまり、説教部屋に行きました。

リトライでアイテム回収しながら
一層ずつ昇っていく。
……って第六層までしかいけないや。
称号も上がって管ももらったし、
今日はここまででいいか。


槻賀多村
依頼「地図から消された村」が
受けられるようになっていたので
再び槻賀多村へと戻ってきた。
ついでにタヱさんの依頼の写真も取っておこう。
はい、パシャーっと。


天斗樹林
依頼の地図から消された村を探すため
天斗樹林の奥地までやってきたが、
行き止まりでどこからともなく
ガスのようなものが漂ってきた。
「この眠気……まさか……
して……やられ……たのか……」
ぬこが朦朧となる。
ライドウは強烈な眠気に襲われた。

さあ……起きて……
ゆっくりと眼を開けて……
女の声にライドウが目を覚ましてみれば、
眼前で女悪魔が優雅に羽を
羽ばたかせていた。
「お目覚めは如何？」
「ここは……？」
ぬこが訊ねる。
「ここは妖精王国よ。
まあ、王国とは言ってもこの通り、
本当に小さな集落だけれどね。
私は女王のティターニア。
お二人のご来訪を歓迎致しますわ。
葛葉ライドウと、小さな相棒さん」
「何故、ライドウのことを知っている。
なるほどな……あの依頼は……」
ひとり得心するぬこ。
「ご明察。優秀な相棒さんね。
見てくれはただの黒猫でも、
その『中身』は只者ではないというわけ……。
そう、あの依頼は葛葉ライドウ……
貴方をおびき寄せる為のワナなの」
「こいつをどうするつもりだ」
「私は他の粗暴な連中とは違うの。
別にとって食うような事はしないわ。
美丈夫は……傍においておくだけでも
私の乾いた心を満たしてくれるのよ。
特に、オリエンタルな美少年は私の好み。
貴方は特別に愛でてあげるわ」
いやいやマズイっスよwwww
旦那さんがいる身でありながらwwwww
ライドウって悪魔も認める美しさなのかwwwwwww
「飼い殺しか」
「美しきものは鑑賞されるべきなのよ。
そして美しき男は、美しい女によって
愛されなければならない……」
「くだらん。帰らせてもらうぞ」
「貴方には訊いていないの、黒猫さん。
どうかしら、葛葉ライドウ。
私と一緒にいれば、何の不自由も無く
一生を暮らせるのよ？
貴方の返事を聞かせてくれない？」
美しきものは鑑賞されるべきなのは
同意だが、生憎私は鑑賞する側であって
される側じゃないのだよ！
よってかんべんしろ。
「フフ……遠慮しなくていいのよ。
さ、一緒にこの森でくらしましょう」
人の話聞いてNEEEEEEEEEEE


天斗樹林　妖精王国
あ、動かせるのか……。
一体なんでこんなことに……。
そういや旦那は、あの白タイツはどこだ？
確か夫婦でライドウを探してたって……。
ティターニアに話しかけるも余裕の
笑みしか返ってこない。
白タイツ（・∀・）ハケーン！！
ちょ、お前の嫁無茶苦茶言うんだけど！
「残念ながら、ここからは出られませんよ。
やってみれば分かるでしょう」
お　前　も　グ　ル　か　。
ふん！抜け出してやんよ！

「あら、どこへ行こうというのかしら？
貴方はここで私に愛でられていれば、
それだけでいいのよ」
気がつくと、眼前にティターニアがいた。
戻ってきてる……。
「何の術だか知らんが、外界と隔離されて
しまっているようだな……
何か手段は無いものか……」
とぬこ。

「まったく……妻にも困ったものですよ」
白タイツが言った。
お。別にグルなんじゃなくて、
うんざりしてたのか……。
「私というものがありながら、他の美丈夫に
手を出してやめる気配も無い。
あ、申し遅れました。
私、妖精王のオベロンという者です」
「どうにかならんのか？
我々はここに骨を埋める気は無いぞ」
ぬこの言葉にオベロンが何かを取り出した。
「そうですね……では少々強引ですが
これを使ってみましょうか。
これは浮気草のつゆと言って、
まあいわゆる惚れ薬ですね。
つゆを浴びた者は、その後……
最初に見た異性に心奪われるのです。
貴公にお貸し致しましょう」
浮気草のつゆｋｔｋｒ。
ネタの匂いしかしないwwwww
「妻に近寄ったら、隙を見てそれを
振り掛けてください。
そうしたらすかさず私が前に出て、
妻の心を私に映します。
これで妻は貴公から興味を失い、
貴公は自由の身という訳です。
では、お願いしますよ」
失敗フラグ立ちましたー。

ティターニアさんすいませーん。
「あら、そんなに私をジッと見て……
何か言いたいことでも？」
今だ！おりゃー！
ライドウは浮気草のつゆを
ティターニアに振り掛けた。
「さあティターニア。
私の姿を見るのです」
そこへすかさずオベロンが現れる。
「ああ、オベロン……！
私はこんな素敵な殿方を差し置いて
一体何をしていたの……？」
ティターニアは浮気草のつゆの
力によって夫の虜となった。
「いいのですよ。
それより彼を……
彼を、私の小姓にしても良いですか？」

(　ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(；ﾟдﾟ)

(つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ
　　_, ._
（；ﾟ Дﾟ）
ちょwwwwwwwwwwwwww
なぜそうなるwwwwww
この展開は斜め上すぎるwwwwww
「何ッ……!?」
このお釈迦様さえ予想しかねる
超展開にぬこが動揺する。
「勿論よ……
全て貴方の望むままに……」
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
拒否ってティターニアさん!!!!!!
「オベロン……！貴様という奴は……！」
「ティターニアが貴公をおびき寄せる為の
依頼を出したと知って……
その時から、
この計画を考えていたのですよ」
(;ﾟДﾟ)(ﾟДﾟ;(ﾟДﾟ;)ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ!!
まさに計画通りなのかぁぁぁぁぁぁ!!!!!
「このしょうもない浮気性の妻の心を
我がものとし、美しい小姓まで手に入る。
我ながら素晴らしい計画ですね……」
「揃いも揃ってロクでもない夫婦だな！
悪いが帰らせてもらうぞ！
我々には果たすべき使命がある！」
「許さない……と言えばどうなります？」
「悪魔討伐の仕事が増えるだけさ」
ぬこの返答にオベロンが
「面白い！やって頂きましょうか！
行きますよ、ティターニア！」
「こんな美しい子にお仕置きだなんて、
ゾクゾクするわ！
たっぷり可愛がってあげる！」

「さあ、ティターニア。
夫婦仲良く手を取り合って……
この小姓めに、少々痛い思いを味わわせてあげましょう！」
い　き　な　り　説　教　部　屋　
初っ端からドルミナー→永眠のいざないはないわー。

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