【小説】ダンガンロンパ/ゼロ 上 感想【前日譚】

『才能こそ人類にとっての希望』との理念に則り、
《超高校級》の才能ばかり集めた
私立希望ヶ峰学園史上最悪の事件…。
記憶を失い続けける女子高生・音無涼子と、
《超高校級の神経学者》松田夜助に迫る
”危機”と”絶望”の行方は――!?
全ミステリファンを沸騰させた傑作ゲーム
『ダンガンロンパ』の目眩く”前日譚”を
シナリオライター小高和剛が自ら小説化。
サイコポップ、ここに始まる――!
2011年9月16日に発売された
「ダンガンロンパ/ゼロ 上」の感想です。
まず読んで真っ先に思った事は
ものすごくラノベだ。
何というか、「ライトノベル」のステレオタイプの
様な文体で目がすべって読みづらい。
ゲーム原作の小説はライトノベルレーベルから
発売されることが多いですが、文章そのものが
ここまでラノベラノベしているのは珍しい気がします。
ゲームのポップな狂気を活字で表現したら
よくあるラノベになっちゃいましたというような印象です。
江ノ島さんや霧切さんが登場するものの、
基本的には初登場の新キャラクターを
中心に物語が展開されます。
「希望ヶ峰学園史上最悪の事件」が語られるの
もあってゲームのネタバレ全開です。
ゲームの続編や廉価版発売を知って興味を
持たれた方は、まずゲームをプレイしてから
読まれることを強くおすすめします。
実は「ダンガンロンパ/ゼロ 上」は星海社
公式サイト「最前線」にて全編公開されています。
「最前線」ダンガンロンパ/ゼロ 上公開ページは
以下のリンクから閲覧する事ができます。
http://sai-zen-sen.jp/fictions/danganronpa-zero/
「ネットでタダで読めるんだから
わざわざ金出して買う価値あるの?」
とおっしゃる方。
もちろんありますよ><
小説本の方にはキャラクターデザインの
小松崎類氏による書き下ろしイラストが
フルカラーで掲載されているのです。
ラノベの挿絵が全てカラーというのは
結構凄いです。
さらに巻末には小説に登場した
新キャラクターの設定画が
これまたカラーで掲載。
ちょっと値段がお高いのも納得。
星海社FICTIONSの小説は今回
初めて購入したのですが、みんなこんな
感じなんですか?
WEB上で上巻を全編無料公開する
ほどですから、よほど下巻に力が入って
いるのだと思います。
下巻発売が楽しみです。
関連項目
【小説】ダンガンロンパ/ゼロ 下 感想【前日譚】
【スパイク】ダンガンロンパ関連記事まとめ【PSP】
星海社公式サイト「最前線」
ダンガンロンパ公式サイト
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