【葛葉ライドウ】まさしく紳士。(変態的な意味で)
プレイ範囲:深川町~萬年町
手に入れたスモークサーモンを佐竹さんに渡す。
「葛葉は、やっぱり賢いのぉ。
出世するでぇ、ワシが太鼓判おしたる」
お前がもってこいゆーたんやないけ!!
ま、まぁよしとしよう。
機嫌が良くなった佐竹さんは、
改めて写真を見てくれた。
「ここじゃ見ぃひん顔やな。どこぞのよそ者かもしれん」
佐竹さんも知らないらしい。
「……よそ者っていやぁよ、
ワシらのシマに困った奴がおってよ。
辰巳っちゅうてよ、よそ者とつるんで、
なんや萬年町でハシャイどるらしいわ」
よそ者のことはよそ者に聞けってことか。
早速萬年町に行くか。
どうやら萬年町という所は、アッー!な場所なようだ。
おい、ライドウピンチじゃん。
ライドウは美男子だからなぁ。
どうでもいいけど、美男子の読みは「びなんし」ね。
「びだんし」は「だ」が美しくないからいけない。
佐竹さんトコの三下さんによると、木暮という人が
協力してくれるらしい。
じゃあまずはその人を探すか。
木暮さんを探している途中、
お針子さんに弾さんの写真を見せると、
「書生さんの……昔の恋人でしょう?
その人の面影を求めて萬年町に……。
そんなとこじゃない?ねぇ?当たってない?ねぇ……?」
違 い ま す 。
まさかの腐女子wwwwwwwwwwww
男の子を連れた男――木暮さんに写真を見せ、
これまでの捜査状況を伝えた。
「辰巳ねぇ……厄介な男に目をつけちまって。
ライドウさん、ツイてねぇや……」
この萬年町に出入りしている「辰巳 五郎」は
住む家も無かったというのに、急に羽振りが
よくなったらしい。
よそ者とつるみ始めてから黒羽組に賭場で
バカ勝ちしだしたという。
辰巳は賭場にいるらしい。
「「キンキンに冷えたサイダー」って
覚えておいてくださいな」
?
「……奴に探りを入れた、うちのモンが
三人も行方知れずにされてる……」
それはきな臭いね。
賭場に行くと、合言葉を求められた。
ああ、さっきの「キンキンに冷えたサイダー」ってやつか!
奥に行くと、賭場には少々不釣合いな
青い背広を着た男がいた。
「ここは賭場だよ?書生だよね、君。
社会見学かなにかかい?」
辰巳という男を探しているのですが。
「……呼び捨てなのは、ちょっとシャクだけど……
君みたいな若人に興味をもたれるとは。
光栄だね……」
目の前のこの男が辰巳らしい。
辰巳に弾さんの写真を見せようとすると、
「ちょっと待ちなよ、目当てはそいつ?
この僕を差し置いて……?」
お前なんかに興味ねぇよ。
「……気が変わっちゃったよ。
ちょっとその写真、のけてもらえる?」
お 前 も か 。
「退屈しのぎに協力しなよ。
そしたら、話してやってもいい」
投げたボタンの表裏を当てる簡単な賭けだ。
表!漢らしく表!!
「……僕の勝ちだね」
辰巳はただ単に自分のツキを自慢したかったらしく、
素直に写真を見た。
「し、知らないなぁ……
会ったことも見たこともない……
そんな田舎者……」
うそつけ。
明らかになんか知ってんだろう。
「辰巳本人に詰め寄ったところで
はぐらかされるが定石……ならば。
外法属の仲魔の力を借りよう」と、ぬこ。
外法属の悪魔が持つ「読心術」を使うんですね、わかります。
でも外法属の仲魔、いないよ(´・ω・`)
ちょっ、ヤタガラスのおねいさん!
異界開きお願いします!!
と、いうわけで、再び異界 筑土町へとやってきた。
さて、さっさと外法属の仲魔、ゲットするか。
……あれ?なんか外法属の悪魔いなくね?
前作の事件で仲魔だったオバリヨンと、
この間生気吸い逃げされたコロポックルが
新しく仲魔になったけど、こいつら外法属じゃないし。
前回来たときには行かなかった奥の方まで
いってみると、ジャックランタンから
「奥に心が読める犬悪魔」の話を聞けた。
そいつか!
さらに進んでみると、胴の長い犬悪魔が宙を
舞っていた。
え?なんか……ボス的な……?
ちょ、MAG無いんですけど!!
ピクシーたん死んだー!!
なんとか勝利し、イヌガミを仲魔にすることができた。
よし、それじゃあ戻るか。
と、そのとき謎の高笑いが異界に響く。
「一部始終拝見させて戴きました。
私の名はアスタロト……
地獄で公爵の位を与っているものです」
布切れ1枚の裸体に仮面で竜に跨るその姿、
まさしく紳士。
「私も貴公と一戦交えたいところでもありますが……
残念ながら多忙の身。
そろそろ、あの方の下へ向かわなければなりません。
なので、今回は自己紹介だけで
失礼させていただきます」
「あの方」ってあの方?
アスタロトは何もせずに去っていった。
「魔王と接触し、それでも無事でいられた……
いまはその幸運をあまねく享受しておこう。
我は一刻も早くここを離れたいのが本音……」
ぬこをびびらすほどの大物悪魔が何しに来たんだろう……。
